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2006
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03
コクワガタ
とある夏の日、家の前に落ちていたクワガタを嫁が拾ってきた。
虫嫌いの嫁が、珍しいこともするもんだ。
角が変形し、足も折れ、歩くこともままならないほど負傷したコクワガタ。
さすがにあの姿を見ては虫嫌いの嫁も可哀想に思ったのだろう。
その日のうちにホームセンターへ行き、飼育箱と腐葉土、エサを買ってきて我が家で飼育することになった。
オレは田舎で育ったため、クワガタやカブトムシはこれまで何百匹と触ってきた。
だから触っただけで、ある程度の生命力が解る。
手や指にしがみ付く力。体の節の硬さなどで。
このコクワガタはいつ死んでもおかしく無い・・・そんな状態だった。
体も負傷していたし、まずはエサを食べてくれるかどうかも半信半疑。
それが・・・だ。
11月に入った今も、元気に生きている。
もちろん角や足は負傷したまま。
小さな命だけど、がんばって生きている。
すげーよ。
マジで凄い。
オレもがんばらなきゃね。
コクワには負けてらんないよ。
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2006/11/03 (Fri.) Trackback() Comment(0) 人生いろいろ
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