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2012
02
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トレイルランニング
家族で宮島へ。
厳島神社をスルーして、リニューアルされた宮島水族館を見物。感想は、悪くは無いけど、噂ほどではないな・・・と。その後は弥山に登る予定だったが、あまりの寒さ&興味の無さで、嫁と子供達は商店街方面へ。オレと親父とおかんは3人で山頂を目指した。
その道中の話はさておき。
展望台での話もさておき。
親父とおかんはロープウェーで下りると言ったので、オレは走って駆け下りた。
初トレラン。
ジーパンにダウンジャケットという街スタイルで。
すれ違う観光客の好奇の眼差しが、オレの背中をグイグイと後押し。
距離はたったの1.8kmだったけど、下り坂のため膝への負担が超凄くてね。
でも、平地を走るより全然楽しいし、何より自然の中を走るのは最高に気持ちが良い。
これ、ちょっと病みつきになりそうです。
2012/02/21 (Tue.) 己の肉体
2012
02
18
いまだ下山せず
いまだ下山せず
泉康子
遭難ドキュメンタリー。
最近はアルピニズムの真髄に迫る本ばかり読んでいたが、その裏方の世界も少しばかり見てみたくなったので、ちょっと寄り道気分で読んでみた。
山に消えた仲間達の足跡を追う遭難救助にスポットを当てたノンフィクション。著者も同じ山岳仲間として遭難救助に携わっているため、一人称で書かれたリアルな活字はなかなか読み応えのあるモノだった。
しかしこの本。っていうか、この手の本はどれもそう。話自体はそれほど難しくはないのだが、とにかくマニアックな地名と地形を覚えるのが大変で、頭がスムーズに回らない。推理的な要素を多く含んだ作品だったので、推理しながら、考えながら読み進めていくのが本当の楽しみ方であり、むしろそうすべき作品だったのかもしれないが、いかんせん地名が頭に収まり切らないので、にっちもさっちもいかなかった。
最初は地名が出るたびに記載された地図を見返しながら一生懸命話を追っていたが、1時間ほどでギブアップ。・・・ってなわけで、そこから広がる大小様々な展開も若干後付け的な感覚で伝わる事が多く、読み切った後も格別な感情は湧いて来なかった。
完全なる無知だった遭難救助の裏側を少しでも知ることが出来たのは勉強になったし、話の内容としても面白いものだったが、この本の持つポテンシャルを存分に汲み取る事が出来なかった私の読解力に、☆2つであります。
2012/02/18 (Sat.) 読み物
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真昼のヒルクライム。
昨日の峠は寒かった。
昼の2時過ぎなのに、気温は-1℃。
防寒対策とってないので、足先と手指、耳が冷えすぎて感覚が無い。
感覚も無いけど金も無いので、シューズカバーと防寒グローブは我慢我慢。
まーでも最近は峠を越えてるって感じよりも、峠を攻めてるって気分になってきたね。
乗り方にも慣れてきたせいか、身体の節々の疲労感が違う。
とはいえまだ24時間乗り続けられる身体ではない。
乗り物にも乗り手にも、まだまだ改善の余地がある。
だからなおさら面白い。
2012/02/09 (Thu.) 自転車生活
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2012
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山登り
今年から少しずつ始めようと思っている、新たなる挑戦。
嫁に登山靴を買いたいと言ったら、びっくりしていた。
実際のところ、そこそこのトレッキングブーツを買うと1万5000円くらいか。
高い山に登るには時間も掛かるし、でっかいリュックサックも居るね。これも1万~2万円くらいか。
もちろん山に登るにはそれ相応のアウトドアグッズも欲しくなる。
やっぱ大自然の中で食べるご飯は美味いからね。
そして夏は動きやすい軽装、冬は防寒服、こいつらをいろいろと揃えるだけで軽く10万円は掛かりそうだ。
はっきり言って、そんな金は何処にも無い。
・・・。
はぁ~。
登山にはまったく興味無かったはずなんだけどなぁ。。。
まーとりあえず、出始めは普段着で行ける程度の安全圏内で楽しむとして、さらに興味を持てば少しずつ行動範囲を広げながら装備を整えていくとしようか。それが一番経済的で、失敗が無い。
家族からは「高い山は危険じゃないのか?」という心配声も上がっているが、そこはノープロブレムである。
何故なら僕は高所恐怖症だから。
ぎぶみーまねー☆
2012/02/02 (Thu.) 自己満足
2012
02
01
貧乏性
オレは貧乏性だな~って、今日はつくづく思い知らされた。
貧乏性っていろんな種族が居ると思うけど、今日のオレは転んでもただじゃ起きなかったタイプ。
足を使って、耳を使って、口を使って、目を使って。
這いずりまわった。
不屈の闘志で、貧乏街道まっしぐら。
そして今日はその貧乏性が吉と出た。
お蔭で今日は良い酒が飲めた。
結果おーらい。
貧乏性ってのは一種のハングリー精神の顕れ。
オレのバイタルを構成する主要成分であることに間違いない。
うん。
貧乏万歳だ。
ちなみに最近、筋トレも良い感じ。
モチベーションも良い位置をキープしている。
ベンチは低めの重量設定から始めたので、順調に1kg上げれてる。
今の重量でも5セット目で12レップ上がるので、あと2kg上げても大丈夫そう。
そんな負荷だけど、筋肉痛もしっかりばっちりみっちり。
補助種目の2サイクルのサーキットも上手くハマってる。
このまま順調にいけば、間違いなく成長できる自信がある。
んで、リーボックのジグテックを買ったので、走り込みも始めようと思う。
来月になったらケイデンス計測機能付きのサイコンも届く。
肉体改造第二章。
間もなく開幕★
2012/02/01 (Wed.) 人生いろいろ
2012
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狼は帰らず
『狼は帰らず』 佐瀬稔 著
一匹狼と言われた孤高のアルピニスト、森田勝の生き様を描いたノンフィクション。
何だかんだと言われながらも自分の生き方を最期まで貫いて、人に軽蔑されながらもどこかで認められ、そして愛されていた一人の登山家。ここまで本能の思うがままに自分の道を貫き通すことは並大抵ではないね・・・と感嘆する一方で、個人的な感想としてはやはり彼の適応能力の無さを終始疑わずにはいられなかった。
「空気を読まない」「空気を読めない」
現代用語ではいわゆる“KY”という言葉で簡単に片付けられそうだが、これも度が過ぎれば適応障害の類であろう。しかもこれは人に教えられて治るものではない。
ある意味、病的なまでの自己中心的な考え。
スィッチが入ると山の事しか考えられなくなり、途中でスィッチが切れると途端に背を向ける。
こんな性格の男が、生死を賭けて山に登るというのだから、読み物としてはたしかに一風変わって面白い。
自伝であればもっともっと面白かったのかもしれないが、こういう種の人に関しては客観的に判断できる者が書くべき書物だったのかもしれない。
まぁ、理由はどうあれ、なかなか友達には出来ないタイプである。
それでいて単独登攀よりもパートナーとザイルを組んだ方が何倍も力を発揮するというから、困ったものだ。
読み始めは、いや、この本の大半は今までに無い微妙な気持ちで読んでいた。
一体何なんだこの男は?
何だこの人の考え方は?
嫌なヤツだな~。
全く社会に適応してねーじゃん。
そもそも、何で自分はこんな人の本を読んでるんだろう?
いくら我武者羅に夢を追うとはいっても・・・これは無いよね。。。
そんな思いで読んでいたはずなのに、読んでいくに連れて少しずつ彼を思う気持ちが変わっていった。
それは著者が筆跡で読み手を誘導したのではなく、ただ単純に彼が時折見せる人間らしく、人間臭い感情表現に依るのだろうか。
K2では本当に残念に思ったし、1回目のグランドジョラスでは半ば呆れながらも心の中で長谷川よりも森田を応援していた。帰らないと分かっていた2回目のグランドジョラスでは、何ともいえない複雑な思いで活字を追った。
ってか、アイガー北壁で見せた涙と、アコンカグアに行けなかった当時の恨み節。
相反する二つの行動にどちらが本当の森田勝なのか分からなかったが、読み終えて思えば、どちらも本当の森田勝なのだろう。そう考えれば、全てが納得できる。
いやー、こういう特異なケースもあるのかもね。
友達にはしたくないが、森田勝という一人の人間に非常に好感と興味が持てた1冊。
最初は三スラだのルンゼだの、山と無縁な自分にはさっぱりの単語や地名が並んで読み辛かったが、終わってみれば何のその。
結果、文句無しで☆5つ。
2012/01/31 (Tue.) 読み物