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世の中、お金が全てとは言わないが・・・
先日、キャノンデールCAAD10の2013年モデルを試乗した。(・・・と言ってもほんの数分間)
さすがはアルミフレームの最高峰!下手なカーボンバイクより数段・・・なんて事は正直良く分からなかった。ホイールはデュラエースC24を履いていたが、ちょっと平地を走った程度ではその恩恵すら感じ取れなかった。
(オレが鈍感なだけかもしれないが)あまりにも短い時間だったために残念ながらフレームの魅力は分からなかったが、コンポの違いは明らかだった。とくに顕著だったのが変速性能。試乗車はアルテグラで組まれてたんだけど、切り替えるごとに確実&丁寧&スピーディーにギアが綺麗に収まる・・・といった感触。今まで105にしか乗ったことなかったので、この違いにはかなり驚いた。ちなみに嫁のSORAにも乗ってみたが、さすがにこちらは攻撃的。とは言え想像しているほど悪い変速性能ではなかった。ブレーキの効き具合は微妙だったけどね。
もともとレースには出るつもりはないし、変速性能にはそれほど要求するところはなかったんだけど、アルテグラとの違いを知ることはかなり購買意欲をそそられる結果になった。ただ、シフトレバーと前後のディレイラーに5万円という資金はどうやっても出て来そうもない。そんな金があるならホイール貯金に上乗せするか、3Dクランクを買いたいところ。
ちなみに各メーカーによれば「コンポはグレードを揃えてこそ100%の性能を発揮する」と謳ってるけど、それってどこまで信憑性のある話なんだろうね。フロントの変速なんてほとんどしないし、1万円弱のリアディレイラーだけをアルテグラ(もしくはデュラエース)に変えると・・・今に比べてどうなるんだろうか?少なくとも今より悪くなることは無い?フロントも一緒に変えても良いんだけど、フロント変速に快適性を求めるのであれば、Qリングを使っていることが矛盾してしまうもんね。。。
人に見られるとちょっと恥ずかしいツギハギコンポになっちまうけど、変速のストレスが軽減されて日常のツーリング(トレーニング)が少しでも楽しくなるのであれば、そういった掟破りの選択肢もアリなのかもしれない。
何れにせよ、お金があれば全て解決できる他愛もない問題である。
2012/12/04 (Tue.) 自転車生活