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Q
先週末、ロードバイクのバージョンアップが無事完了。
ちなみに変わった部分は二つ。
二つともパッと見じゃほとんど解らないんだけどね。。。
まず一つ目はハンドルの高さ。
スペーサーを二枚抜いて、2cm程度低い仕様に。速く走るためにはいつかは通らないといけない道なんだけど、ただでさえ身体が硬いのに一度に二枚も抜いて良いのだろうか。
で、二つ目が本題の非真円チェーンリング。(ROTOR社・Qリング)
今年のツール・ド・フランスでも総合優勝のB・ウィギンスと総合二位のC・フルームが使用していたことで脚光を浴びたスーパーアイテムであります。
人間の足ってさ、ペダリング時に綺麗な円運動って普通は出来ないじゃない。どうしても踏み込みと引き上げ部分が強調されたピストン運動に近い楕円軌道になっちゃうよね。それが金属のクランクで固定されているから仕方なく円運動をしている状態でしょ。その“仕方ない”部分って、結局はパワーを大幅にロスしてるんだよね。
その無駄を少しでも無くそうというのが、この楕円の形をしたリングの役割。(これも見た目はそんなに変わらないんだけど、クランクを回したらウネウネとエゲツない動きをするんですよ。)
普通は真円のリングを楕円形にし、最も円運動の力を加え難い上死点(時計でいう12時の位置)と下死点(6時の位置)付近のギア比を下げ、踏み込みの力が入り易い時計の針でいう3時付近のギア比を高くすることで、結果的に効率の良い円運動に近付けるという優れモノ。
感覚的には、上死点と下死点でスッと抜けるようなペダリングになり、踏み込みと引き上げにはグッと力を加えることが出来る。(歯数34なら、上死点と下死点で32になり、踏み込みの効く部分で36になる。…らしい)
ちなみにクランクもローターの3Dクランクにしたかったんだけど、こちらは予算の都合上現状維持を選択し、リングのみを交換。
メーカーの謳い文句としては、乳酸の発生を何%抑えるとか、運動効率が何%上がるとか、ダンシングがし易くなるとか、ペダリングがスムーズになってケイデンスが上がるとか、ヒルクライムに強くなる(これについては賛否両論)とかいろいろあるけど、真偽の程はこれから自分の足で調べていこうと思う。
さぁ明日は何処へ行こうか?
2012/10/31 (Wed.) 自転車生活