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2012
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エベレストを越えて
一気読み。
・青春を山に賭けて
・極北に駆ける
に続く、オレにとって植村直己の3作目。
5点満点で、☆4つ。でも、5つに限りなく近い4つね。
ちなみに極北に駆けるは☆5つ。青春を山に賭けては別格なので☆6つ。
今回のは植村直己のヒマラヤで過ごした日々とエベレストに賭ける思いを中心とした作品。前2作とは違い、山登りに焦点を絞ってある分、登山経験ナッシングのオレには少々読み辛さを感じる部分もあったが、読み終わってみればそんなのはどうでも良いことだった。
べつに登山に興味があるからアルピニストの本を読んでいるわけではないからね。
(Youtubeでしか彼の動画を見たことないが)今回の作品もページを捲る度に優しい語り口調でゆっくりと、そして力強くその想いが伝わってくるようだった。
そう。彼の著書はみんな同じだ。
純粋無垢で、嫌味の無い自己満足自伝。
表現力に溢れた書き方ではないが、読んでいて最高に気持ち良くさせられる。
何かを訴えかけられ、それが自分の力の源となる。
そしていつの間にか、植村直己という人物をもっともっと知りたくなる。
しかし、残念ながらamazonで購入できる彼の著書はあと一つになってしまった。
残る著書は、「妻への手紙」。
人の手紙を読むというのはいかがなものか?
と、あまり良い気がしなかったために購入を躊躇っていたが、彼をもっと身近に感じられるようになるのなら・・・と踏み切って、1クリック。
さぁ、どんな内容なのだろうか。。。
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2012/01/22 (Sun.) 読み物