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峠の思い出
ロードバイクでツーリング。
いつも深夜のチャリ漕ぎだが、今回初めて昼間に乗り回した。
距離的には100km強。
まだサイコンが手元に届かないため、完全に目的意識のない放浪ツーリング。
とりあえず東広島、黒瀬、熊野、広島をぐるりと一周。
自転車ピカピカなんで、まだ潮風を浴びせたくないんだよね~。
だから山コースをあてもなく回ったんだけど、途中からふと気付いた。
これはツーリングという名のトレーニングだ。
走りを楽しんでいるというより、確実に負荷を求めている。
黒瀬から熊野にかけての峠は強烈だったね。
この坂、こんなにキツかったっけ(汗)?ってくらい。
ダンシングも続かず、ギアを限りなく軽くして、汗をかきながら牛歩作戦で登り詰める。
若かりし頃、当時付き合ってた彼女に会うために車で何十回と通ったこの峠を、10年以上経った今、死に物狂いで自転車を漕ぐ自分がなんだか可笑しくてね。
で、峠を越えた時、あの頃よりも今を楽しんでいることを実感できた。
いや、今を楽しんでいるという意味ではあの頃も幸せだったが、やはり幸せの意味合いが違う。
将来のためになる今。
子供たちに胸を張って話せる今。
まーそんな難しい話はさておき。
かなり心肺機能と下半身に負荷をかけたが、ロードバイクとオレの距離は日に日に身近なものになっているのは確か。
名古屋までの距離は少しずつだけど確実に縮まっている。
自分の努力と共に可能性は少しずつ広がっている。
そう考えると、努力ってのは決して辛いことじゃない。
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2011/12/08 (Thu.) 自転車生活