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どんぐりフラッグ
植村直己冒険館では、“どんぐりフラッグ”と呼ばれる旗が販売されている。
ちなみに“どんぐり”とは、植村直己の明治大学時代のニックネーム。山岳部に入部したての頃は体力もなく、山へ入ればどんぐりのようにコロコロ転がっていたからというのが理由。
そしてその“どんぐり”がその後、幾つもの“人類初”“前人未到”を成し遂げるのである。
ちなみにこの旗にはシリアルナンバーが振られており、植村直己の心を受け継ぐ証となっている。
オレが冒険館に行った理由の一つは、この“どんぐりフラッグ”を手に入れるためでもあった。
で、いざそれを手にして・・・
いや、その旗の説明書的な小さな紙に書かれている言葉を読んで、胸が非常に熱くなった。。。
以下、全文転記。
●植村直己の心●
※できる、できないはともかく、真剣に考え挑戦することが大切。
※「やってみたい、やれるはずだ、必ずやれる」この思いを持つこと。
※あきらめないこと、どんなときでも決してあきらめないこと。
これは植村直己が生前よく口にしていた言葉である。
・・・激し過ぎるほど同感。
こんなことを言うのは非常に非常に非常に厚かましいが、オレもスケールは全く違えど、何かをする時には常に同じようなことを考えている(つもりである)。
本当に嬉しい言葉が書いてあった。
背中を後押しされたというか・・・
なんか、大きいものもらった気がしたね。
ぎぶみーされちゃったよね!
2012/05/20 (Sun.) 自己満足
2012
05
17
だっぴんぐ
まだ5月だというのに、両腕の皮膚が脱皮し始めた。
おそるべし、自転車焼け。
6~7時間も同じ体勢だから、焼け方のコントラストも半端無い。
皮膚がぴりぴり、ぺらぺらと剥ける。
あれ、なんでだろうね。
皮が大きく剥がれた時、少しだけテンションが上がるよね。
でも潔癖症の嫁は、そんなオレを見て露骨に嫌な顔をする。
また嫁との距離が広がったかな。オレはやはり不潔なのだろうか。
はっきり言って、少々の汚さは何とも思わないもんね。
むしろ男は少し不潔なくらいがカッコいいとすら思っている。
そういえば数日前、息子が水疱瘡明けで久しぶりに登園した日の夕方、幼稚園の先生から電話があったそうな。
「今日は久しぶりでしたが元気いっぱいで、たくさんお話してくれましたよ。『パパが仕事から帰ってくると、すぐに家が汚くなる』とか、『ボクの部屋は綺麗だけど、パパの部屋は“キントリ”の道具がいっぱいでぐじゃぐじゃ』って教えてくれました(笑)。」
嫁「・・・。」
ってか、そんなの電話で報告することかね。
ま、それはさておき、今宵は娘の誕生日。
未だ水疱瘡全盛期で外出は出来ませんが、家でちょっとだけ贅沢食を。
仕事終わったらダッシュで帰宅するべ。
ぎぶみーきんむぎ☆
2012/05/17 (Thu.) 人生いろいろ
2012
05
16
魚突き
無事、海開きを終えた。
なんかね。今年の海開きは複雑だった。
潜るのがちょっと怖かったね。
安全管理について学べば学ぶほど。
もちろん友達の事もあってだろうけど。
これでいいのかな。
いろいろと悩んだオフシーズン。
youtubeを見たりして魚突きのイメージは湧くけど、自分が海に入る感覚がいまいちピンと来なかった。
でもやっぱ、シュノーケリングを始めると、少しずつリラックスできたかな。
濁ってたし、予報に反して波あったし、流れもあったし、行きたい根がなかなか見つからなかったし、慣れないフロートにストレスを感じたし、途中からサイナススクィーズになったし、最後の最後に浅場で見つけた鉄板キジハタも余裕で見送ってしまうし、裸足でフィン履いてたら両足靴擦れなっちゃったし、結局新しい銛を間に合わせたのに一度も撃つ機会が無かったし、ボウズだったし、そもそも最後のキジハタ以外まともな魚を見てないけど、、、楽しかった。
最高!!とか、キモチイイ!!!とかじゃなくて、
何て言ったらいいのか…
魚突きを趣味として楽しめていることに、幸せと誇らしさを感じた。
ん~。
これでいいんだろうね。
ブログでは海の事は出来るだけ書かないつもりだったけど、これは気持ちの問題。
【目的の根を忘れてた自分へ】
右には一つ目の凹み。左には高い建物。正面は勃起壁やや左。
次回からはもっとスムーズに行くべし!
2012/05/16 (Wed.) 心の雑音
2012
05
14
落ちこぼれてエベレスト
『落ちこぼれてエベレスト』 野口 健
「確かに生きる」に続いて読んだ、オレにとって野口健の2冊目。言わずと知れた、植村イズム満載の著書。植村直己を崇拝する自分としては、こちらの作品はさらに身近に感じられ、最初から最後まで気持ち良く読むことができた。いろんな意味で無茶やってるし、笑えるネタも多く、久しぶりに楽しい本を読んだ気になったね。文章の構成も、登山と私生活が交互に上手く表現され、読み手を飽きさせない。
そして思ったのが、、、やっぱり植村直己は凄ぇな。
この人が生きてたらどうなってたかなぁ・・・。ってね。。。
さてさて。いま、個人的に海での素潜りに対する安全管理について勉強しているんだけど、アルピニストの安全管理も非常に難しく奥が深い。
でも使う単語は違えど、基本的には同じことじゃないかな。
危険を把握・予測し、その対処法を知る。
己を知り、自然を知る。
積むべきはトレーニングと経験。
排除すべきは慢心と過剰な欲求。
そして必ず、生きて帰る。
迫りに迫った海開き。
ようやく新しい銛も完成した。
youtubeを見まくってイメトレも良い感じ。
今年も一年、良い笑顔で、美味い酒を飲みませう。
2012/05/14 (Mon.) 読み物
2012
05
13
落し物
今日は朝から近場でヒルクライム。
3つの小さな峠を越えるお決まりのルーチンコースだが、今日は初めて2時間の壁をクリアすることができて、我ながら小さな自己満足に浸っている…。
…が、しかし。
峠を走り終えた帰りの国道2号線にて。。。
ハンドルに引っ掛けて走っていたサングラスが、道路の段差からくる衝撃によりポロリと落下。
走行時速は30km強。
慌ててブレーキをかけて後ろを振り向くや否や、そこは国道2号線ですよ。
後続の車に次々と轢かれ、その度にフレームが痛々しくアスファルトの上を飛び跳ねる始末。
ほんの10秒ほどの出来事だっただろうか。
側道に弾き飛ばされたフレームと、路上に残る2枚のレンズ。
…。
3000円の安物とはいえ、お気に入りの一品。
そして見るに耐え難い事故現場。
悲し過ぎるぜ。
昼からそっこーで買いに行きましたよ。
もちろん同じサングラス。
まーでも、走りは良かった!
■走行時間 1時間59分11秒
■走行距離 45.7km
■獲得標高 788m
■平均時速 23.0km
■最高時速 58.7km
■平均ケイデンス 87rpm
※心拍計は使用せず。
山登りでありながら平均ケイデンスが87ってのは嬉しいね。
徐々に回せるようになっている。
最初の峠はシッティングで回避。
2つ目はさすがに傾斜もキツく、ギアをインナーローに入れてもケイデンスは70を切ってしまう。
なんとか長時間ノロノロダンシングでてっぺんまで登り詰め、一下りした後に最後の峠へ。
ここは距離はあるもののカーブが多いため傾斜は緩く、シッティングのまま高ケイデンスで這い上がる。
いつも思うが、3つ目の峠は木陰で空気も良く、走ってて気持ちが良いね。
そして今日も下半身に乳酸が溜まらず、筋肉の張りを覚えることもなく帰宅。
気分良いね。
自分はパワーライダーなのかと思っていたが、高ケイデンスでくるくる回した方が確実に身体には合ってるね。
あとは、これを何時間続けられるかって話だ。
【課題】
・2つ目の峠を高ケイデンスで上がることは、現在のスキルとスペックでは考えられない。
・筋持久力はもちろん、心肺機能をもっともっと高める必要はあるが、それよりもコンパクトクランクに手を出した方が早いのかも。
・どうせ今のノーマルクランクはティアグラ相当の純正モノだし、いつかは買い替えるべきアイテムなんだよね。
・急こう配の下り坂でもなければ、アウタートップに入れることはまず無いし。
・アルテグラのコンパクトクランク、定価25000円也。
ぎぶみーにまんごせんえん☆
2012/05/13 (Sun.) 自転車生活
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Road to Nagoya episode4 2度目のセンチュリーライド
こじらせた鼻風邪&職場のPHS当番につき海開きにも行かれず・・・
今日もチャリンコ生活。
ボトルケージも二つ揃え、これで水分補給のタイミングにかなり余裕ができた。
ちなみに昨日自転車屋さんで年間2万km走るライダーに出会った。
長く走れるようになるには?との質問に対する答えは、高ケイデンスの維持でも高ギア比での走行でもなく、とにかく走りまくること…だそうな。
たしかにそうだね。
うん。理にかなってる。
というわけで、今日も160km。
今日のテーマは・・・
①前半ペースを抑える。
②ケイデンスを意識する。
③がんばり過ぎない。
走行ルートは以前はしけんさん&ごーし君と走った呉線ルート。
当時はMTBで走り、パンクもしたし、昼飯もがっつりお好み焼きを食べて14時間掛かったツーリング。
ロードバイクでぶっ飛ばせば、半分の7時間で終えれる・・・はず。
スタートは10時45分。
三原駅までの最初の60kmは2時間30分と、最近走った中で一番スローペース。
そこからJR呉線沿いの国道185号線を、ひたすら西へと走る。
高低差は無いが、海風がダイレクトに当たって応える。
コンビニ休憩は3回。毎回栄養ゼリーを摂取し、昼はカップラーメンを食べた。
ケイデンスを高めに維持していたのが良かったのか、先週のセンチュリーライドで慣れてしまったのか、脚部の疲労は最後まで一切なし。これまでのように乳酸が溜まって足が痛くなるってことも無かった。前回悲鳴を上げた腰も、今回はレイザーラモンHGのように動かしても大丈夫。
そんなに頑張らなかった。
でも、時間的には7時間ジャスト。
センチュリーを7時間で行けたぜ!って喜んでたんだけど、帰宅後にサイコンの距離を確認すると153.6kmだった。。。
まぁでも、疲れを貯め込まずにこの距離をこなせたことは大きいね。
いやー、しかし1週間でこの違いですよ。
このままいけば…。
オレ、来年あたりツールドフランスに出てるんじゃないかな。
■走行距離 153.6km
■所要時間 7時間00分
■走行時間 6時間01分
■平均時速 25.5km
■最高時速 62.2km
■平均ケイデンス 84
■平均心拍数 141
■最高心拍数 169
■獲得標高 881m
■消費カロリー 4012kカロリー
2012/05/09 (Wed.) 自転車生活
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Road to Nagoya episode3 ケイデンス90を意識せよ
【ゴールデンウィーク・5日目】
「亭主元気で留守が良い」
…そうは言うものの、さすがに嫁もブチ切れる寸前であろう。
ってなわけで、今日は近場を一流し。
呉市にある大和ミュージアムまでの片道25kmを往復してみた。
大和ミュージアムまでは海岸沿いのほぼ平坦な道。
ちなみに今回のテーマはケイデンス。
これを意識せずしてロングライドもクソもないからね。
とにかくケイデンス90の維持&後半もペースを落とさないことを重点に置き、メーターの数値を気にかけながら走ってみることに。
一応制限時間は2時間。
もちろん休憩は無し。
ギアは無理せず低めに設定し、ケイデンス90のリズムを太腿に叩き込む。
スピードよりも、ケイデンス。
心拍数よりも、ケイデンス。
【往路】
平均ケイデンス 85
平均時速 26.8km
【往復】
走行距離 51.0km
平均ケイデンス 87
平均時速 26.7km
最高時速 39.9km
平均心拍 145
うんうん。悪くない。
ただ、信号があるとはいえ平地メインだったから、平均時速はもうちっと速い方がカッコ良いよね。
【課題】
って言っても、たかが2時間だからね~。
もっともっと時間も距離も伸ばして、もっともっと高いケイデンスを維持したい。
結局高ケイデンスが本当に良いのかどうかなんてのは今は解らないけど、回せるようになることは絶対に悪いことじゃないからね。
おらおらおら!
回して回して、回しまくるぜ!
ぎぶみーむげんのじきゅうりょく☆
2012/05/06 (Sun.) 自転車生活
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お墓参り
【ゴールデンウィーク・4日目】
前日、植村直己の世界を凝視し過ぎたせいだろうか。
深夜2時、クレバスに落ちる夢を見て目が覚める。
それから朝まで寝たり起きたりを繰り返し、朝食と身支度を済ませたあと、9時の開館と同時に再び冒険館に足を踏み入れた。
もちろん一番乗りである。
昨日同様、紹介VTRを吟味し、再び展示室へと向かった。
次に来館するのは何年先になるか分からないからね。
だから一点一点、植村直己の魂を脳裏に焼き付けた。
しかし普通の人が10分程度で流すところを、オレは二日間にわたり4時間近く見続けている。
大の大人が、展示物から張り付いて動かない。
気持ち悪い。
はっきり言って、オタクそのものである。
その光景があまりに特異だったのか、案内係のスタッフが「本当に熱心ですね。これ、内緒ですよ。」と、冒険館マル秘お宝グッズを下さった。
おほほ。
超うれすぃー。
結局冒険館には13時過ぎまで長々と居座り、館内に広がる植村イズムを身体中で満喫。
最後の販売コーナーではDVDや書籍を始め、オリジナルグッズも多数購入し、ミーハーぶりを惜しげも無く披露。
やっぱ来て良かったなぁ~。やっぱ来て良かったなぁ~。
・・・と、ぶつぶつ言いながら冒険館を後にする。
絶対、キモイ男だった。
それから車を10分ほど走らせ、“植村直己ふるさと公園”へ向かった。
小高い丘の上にある公園には、「植村直己の墓」があった。
それは立派な墓だった。
植村直己がマッキンリーに消えてから、約30年。
これまで何人もの登山家や仲間達が捜索のためにマッキンリーへと向かったが、遺体は未だ見付かっていない。
冒険館で多くの刺激を受けた後だったから尚更なのかな。
さすがに何処かできっと生きている・・・なんて思っちゃいないが、こんなにも立派な墓を見せられると、何だか複雑な気分にさせられた。
お墓か…。
…。
墓石の傍らに高く聳え立つ近代的なモニュメント。
見上げると空は爽やかな五月晴れ。
墓に向かって手を合わせてみるも、そこに何があるのだろうか。
2012/05/05 (Sat.) 人生いろいろ