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Road to Nagoya episode1
前夜の飲み会が大きく日付を超え、家に帰ったのは朝4時過ぎ。子供に朝8時に起こされるも何も出来ず、午前中をダラダラと無駄に過ごす。昼食後、ようやく重い腰を上げて自転車に跨った。
今まではヒルクライムメインで負荷に対するトレーニングをしてきたが、今回はロードバイクを買って初めて、距離に対するトレーニングをしてみた。
とは言っても、サイクルコンピュータがまだ届かない(再々延期で今月末入荷予定)ので、スピードはもちろんケイデンスも心拍数も解らない完全な手探り状態。とりあえず距離だけはこれまでのMTBツーリングとロングウォークで培った確かな数字があるため、今回は三原駅までの60kmを往復し、今のスキルとノーマルスペックで120kmをどのくらいの時間で走れるかを試してみることに。とりあえず目標は4時間30分。どんなに遅くても5時間で終わりたい。
13時00分に自宅を出発し、国道2号線を突っ走る。
水曜日の真昼間。気温は20℃近く、日差しも強い。
下は夏用のレーシングパンツだが、上はチャリ着を持っていないので、アンダーアーマーのコールドギア(長袖)で代用。ヘルメットを被っていない事を除けば、パッと見、サマになっている。
往路の60kmは2時間15分で三原駅に到着できた。平均時速は27km弱という計算になるが、国道とは言え山の中を走る上に、平地では信号待ちがあることを考えるとまずまずの数字。疲労感もそれほど感じないため、後半も同等のペースを維持するべく、チョコレートを口に含みながら三原駅のロータリーで折り返す。
しかし後半途中にアクシデント発生。そもそも500mlのスクイズボトル1本で120kmを完走しようと思ったのが大きな間違いで、80km地点から脱水症状が現れ始め、次第に頭痛が強くなってきた。ちょうど山の中を走っていたために自販機も無く、強い日差&暑い気温に上り坂というダブルパンチで水分をどんどん失い、ペースはガタ落ちに・・・。心拍が上がらなくなると筋力に頼るしかなくなり、足はすぐに売り切れてしまった。自販機を見つけて緊急ピットインし、まずは喉越し満点のリアルゴールドを一気に流し込む。アクエリアスがそれに続き、喉の渇きは幾分潤いだものの、身体全体に水分が行き渡らず、今まで以上にペースは上がらない。やっとの思いで帰宅し、時計を見ると18時ジャスト。
復路の60kmに2時間45分掛かった計算になり、平均時速は24km。5時間で120km・・・。これはちょっとやばいね。
名古屋までの24時間トライアルのうち、トラブルを含めて4時間は休息を取ろうと思っている。前回の経験からすれば実際はそんなに休憩しないと思うけど、ロードバイクはマウンテンより乗り心地が悪い(疲れる)ため、とりあえずは走行時間を20時間に設定。それで500kmを走り切るには、平均時速25kmで走らなければならない。広島-三原間は平地が少ないとはいえ、たかが120kmを平均時速24時間掛かってたら話にならないでしょ。こりゃまいったね。ハードルが高いよ。
でも不思議なもんでね、落胆どころかむしろ燃えるよ。
もうスグにでもチャリに跨りたい気持ち。
※とりあえず今後のために、今回気付いた点と現段階での課題を以下に書き記す。
①適時水分補給。この時期なら40kmで500ml程度の水分を摂ること。100km以上でタイムトライアルをするのであれば、ボトルゲージをもう一つ取り付ける必要がある。
②ペダリングスキルを上げる。極端に言えば今は踏んでるだけ。ペダルを踏むのではなく、回すことを意識し、平地でのケイデンスを高めに保つ。
③これまでのヒルクライムは思った以上の効果があった。東広島や竹原の国道の坂は、日ごろ走っている山道を思えば楽勝。
④純粋なスタミナ不足。脱水を抜きにしても、後半のペースダウンは明らかだった。速度、距離、時間、回転数、心拍数を管理しながら走る必要性アリ。とりあえずこのコースを4時間30分で走れるように。
いやー、課題が山積みで嬉しいばかり。
だって課題が無かったら・・・お先真っ暗じゃない。
ぎぶみーさいくるこんぴゅーたー☆
2012/04/19 (Thu.) 自転車生活